住友金属鉱山株式会社別子事業所

資源×製錬×材料から未来をつくる

新居浜市

非鉄金属業

住友金属鉱山株式会社別子事業所

企業紹介
ワークライフバランス
事業紹介
成長支援

資源開発から製錬、機能性材料の生産までを一貫

　住友グループの源流事業を受け継ぐ企業として４３0年以上の歴史を持つ、日本を代表する総合非鉄素材メーカー。１５９０年に蘇我理右衛門が京都で銅製錬と銅加工の店を開業したのが始まり。そして１６９１年には別子銅山（愛媛県新居浜市）の稼行を開始し１９７３年の閉山までの２８３年にわたり、住友の事業を大きく支えた。住友金属鉱山はその銅製錬事業を継承している。
　現在は環境・社会に配慮した鉱山開発・運営を行う「資源事業」、採掘した鉱石から高品質な金属を生み出す「製錬事業」、そしてその素材に新たな価値を付加する「材料事業」の３つの事業分野を展開。未来を形づくる素材を社会へ提供している。
　資源開発から製錬、機能性材料の生産までを一貫して行う「３事業連携」という非常にユニークなビジネスモデル。それが住友金属鉱山の強み。ベースメタルの銅、レアメタルのニッケル・コバルト、貴金属の金・プラチナなどの多くの非鉄金属のほか、情報通信技術を支える積層セラミックコンデンサ用の導電ペースト、通信デバイスに使用されるＳＡＷフィルター用の結晶材料、液晶テレビなどに使用される透明導電膜用の薄膜材料、ハイブリッドカー用の電池材料二次電池向け正極材など、電池材料やエネルギー・環境と情報通信の分野に利用される機能性材料の開発・生産をしている。
　技術革新が急速に進む今、持続可能な社会への意識の高まりや人権の尊重、安全衛生の徹底など、社会の要請が多様化・高度化していることから、住友金属鉱山は、多様な変化に対応するだけでなく10年、15年先の社会を見据え、新たな価値を創造し続けている。

寮・社宅を完備。独身寮・家族用社宅（3DK・3LDK）を安価な家賃で利用が可能。
近年では、小学校での出前授業や中学生の職場体験の受け入れを行い、地域人材の育成に寄与している。

ワークライフバランス

働きやすい環境が整備されている！

　住友の事業精神「事業は人なり」。人材の確保はもちろんのこと、入社後も長く安心して働くことができ、能力が発揮できる環境を整備することを重視している。
　仕事と家庭の両立支援制度として、時差出勤制度、時短勤務制度、介護休暇制度等多数導入しており、有給休暇の取得においても、2022年度取得実績は91%と、ワークライフバランスのとれた環境を整備している。
　社員向けの教育については、定期採用と中途採用では期間が異なるが、はじめに導入研修があり、住友金属鉱山社員の一員として、会社への理解を深める教育が行われてから工場などへ配属となる。配属後は新入社員1人に対し先輩社員が1人付いて教育する指導員制度が導入されていて、新入社員の不安や不満の解消に努めながら、安定した会社生活を送れるようサポートする。その後も、定期的なフォローアップで成長の機会創出を図っている。
　2022年8月には愛媛県新居浜市に同社で最大規模の社員寮が完成。寮室は従来の共同風呂・トイレの仕様から、ミニキッチン、バス、トイレ、洗面台付きの1Ｋタイプへとプライベート重視に変更。また家族用の社宅として3LDKの集合住宅も保有する。住宅手当支給も拡大するなど、ライフスタイルの変化や多様なニーズに応え、社員が居場所を見つけ、生き生きと働くことで人として成長していけるよう生活面でのサポートにも力を入れている。

入社3年後の定着率は90％を超える。先輩社員がしっかりと教育する指導員制度が導入されており、新入社員のよき理解者として、業務の進め方やノウハウを一つひとつ教えている。
2022年度の有給休暇取得実績は91％と、ワークライフバランスのとれた環境が整備されている。全従業員が長く安心して働くことができ、それぞれが能力を充分に発揮できる。
「事業は人なり」の住友の事業精神にもあるとおり、事業において必要不可欠なものは“人”と考える社風。社内研修はもちろん、仕事と家庭の両立支援制度も充実している。

事業内容

01

歴史ある鉱山運営や
新プロジェクト進行の資源事業

　300年以上受け継がれてきた鉱山開発・操業の経験を生かし、商業規模で操業を継続している国内最大級の金属鉱山である菱刈鉱山（鹿児島県）の運営、世界各地での鉱山の開発・運営に参画。さらに、資源確保に向けて新たな優良鉱山を求めプロジェクトを推進中。
02

世界トップクラスの
コスト競争力を誇る製錬事業

　海外や菱刈鉱山から得た鉱石を製錬し、電気銅や金を生産。東予工場では年間45万トンの生産能力を持ち世界トップクラスのコスト競争力を有す。ニッケルにおいては、低品位ニッケル酸化鉱からニッケル中間原料を回収するHPAL技術を世界に先駆けて実用化に成功。
03

需要拡大が見込まれる
注目の材料事業

　自動車の電動化により今後さらなる需要拡大が見込まれる二次電池向け正極材などの電池材料や主にエネルギー・環境と情報通信の分野に利用される機能性材料を開発・生産している。なお、2025年には新居浜市に電池材料の新工場の立ち上げを計画している。

成長支援

資格取得制度

　必要な資格についてはすべて会社で手配・費用負担し参加できる。そのほか取得に向けたフォローをしてもらえる。
国内留学制度

　希望社員が社内選考を経て、働きながら大学に通い学ぶことができる制度。留学費用は会社負担で、安心して学べる。
指導員制度

　入社後は指導員が1人につき1人付き、しっかりと業務を指導してくれる。また、配属された職場に早期に溶け込めるようにサポートも行う。